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【イベントレポート】第8回大阪ものかき隊ライタースキルアップ交流会

[講座・交流会] 2019年03月18日
【イベントレポート】第8回大阪ものかき隊ライタースキルアップ交流会

[講座・交流会] 2019年02月28日
〜ライティングに生かせる発想術〜

みなさんこんにちは。
大阪ものかき隊実行委員のジーンイケダです。
大阪ものかき隊スキルアップ交流会が2019年2月10日(日)OBPアカデミアにて開催されました。

今回のテーマは
「WEBライティングのおさらい」
「ライティングに生かせる発想術」の二本立てでした。

隊長の本田もみじ氏が前半で、これまでのおさらいとして、簡単なワークを組み入れたセミナーを行い、後半に映画監督の日浦明大氏にお話をいただきました。

第1部セミナー
前半・本田もみじ氏から、WEB記事のタイトル文字数の15~32文字が理想的という理由やキーワードの選び方の重要性など、SEO対策の復習をしていただきましたが、私はすっかり忘れていたこともありました。やはり日ごろから意識していないと身に付かない事だと実感。これからはしっかり習慣付けようと、改めて思いました。



そのあと、想定記事で「タイトル付け方」「見出し割り」の実習。セミナー中のワークは久しぶりでしたが、学生時代のテストのように強制的に受けることは、普段なかなか自分で課題を作ることができない私には、ありがたい時間です。これからもワークの時間を増やして欲しいと思いました。


後半・日浦明大監督のお話は、現在上映中の「たいようのドロップキック」の制作に至るまでの裏話や作品本質のネタバレと言えるほどの質問への回答など、全てをさらけ出してお話しいただけました。また、映画におけるシナリオの役割、ご自身のライター経験の中から得た文章のコツなど、幅広い範囲からお話しいただき、時間が足りないほどでした。

私が印象に残ったのは、「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」という故事を引用して話された、
「伝えるべき内容(情報)を調べつくし、自分個人の視点(得意分野)を定めて書く事により、他の誰にも書けない文章が生まれる」というお話でした。

「情報を調べて書き出すだけのコピペ記事を書いていても需要は無い。己のバックボーンから生まれる視点を盛り入れることで文章に命が入り、説得力が生まれる」という言葉も心に残りました。
また、元料理人という私自身のバックボーンが反応したのでしょうが、昔の映画技術者の超職人技的な逸話もシビレました。


第2部交流会
今回は日曜日のお昼の開催ということもあり、交流会はありませんでした。


まとめ
本田もみじ氏、日浦明大氏のセミナーを通して、少ない言葉で全体を表現するタイトルの重要性や、ギャップを生かした印象に残る言葉選び。書き手である自分の視点を盛り込むなど、文章力以外のテクニック的なことを学びました。
ライターは、依頼人から求められていることを書くのは当然ですが、内容と同様に重要な事は、印象に残るフレーズを加え、個性を出すこと。そうすれば「オンリーワン」と思われるライターになることできるということを教えていただきました。



【隊員への連絡事項】
今回初めて日曜日のお昼に開催しましたが、今後は月交代で「日曜日昼」「火曜日夜」と開催する予定です。また都合で参加できない隊員のために、YouTube動画の隊員限定公開による補講も今回から始まりました。当日参加された方でも、聞き逃しや復習のために、何度でも視聴できるので大変便利です。

「お仕事グループ」での業務シェアの他、個別でも仕事の紹介ができるので、得意分野をマネージャーまでどしどしアピールして欲しいとの伝達がありました。

また、検定制度についても、質問等は個別対応しています。隊員各々がスキル向上を図り、今年の目標である「憧れられるライター」を目指していきましょう。


【大阪ものかき隊の告知】
2019年も大阪ものかき隊には、様々な種類のライティング依頼がきています。
入隊してライター活動を希望される方は下記案内にアクセスください。既存隊員と共に、大阪のライターシーンを盛り上げましょう。

隊員になれば、ゲストトークイベントや交流会などに参加することができます。単独業務が多いライターは、横の繋がりを持つ機会は滅多にありません。ものかき隊に入隊し、情報交換をしあうことで、ご自身のスキルアップにつながるはずです。

●随時隊員募集中●
ライター業にご興味のある方は「大阪ものかき隊」までお問い合わせください。
https://obp-ac.osaka/osakamonokakitai.html

 

【本日の講師プロフィール】
本田もみじ WEBライティング講師 
1976年 青森県生まれ札幌育ち
寺好きが高じて北海道から京都の大学に進学し、中央アジアの仏教美術史を修める。
卒業後は会社員のかたわら寺社巡りのブログを長く運営し、自費出版で「21世紀古寺探訪 関西人はもっと寺へ行け!」という仏像エッセイを出版したことがキッカケとなり、地方雑誌への寄稿等、紙媒体で活動。
3年前より「本田もみじ」名義でWEBライターとしての活動を始め、ベンチャー企業勤務と副業ライターのパラレルキャリアを実現している。
クラウドソーシングを使い1000本以上の執筆をした経験を元に、2017年より「WEBライター養成講座」等を開講し、稼げるWEBライター養成に取り組んでいる。
本業でも社内ライティング業務を担当しており、本業と副業のプラスの相互作用について模索中。


日浦明大 映像監督・脚本家
広告会社の営業から格闘技インストラクターに転身し、そしてデザイナー、ホームページ作成に携わる。その後、関西U局のインフォマーシャル番組の制作ディレクターとなり、カメラマン、インタビュアー、構成作家、編集マン、プロデューサーを兼任するという状況により様々なスキルを身に付ける。
2012年「東北を映画で盛り上げたい!」という着想で映画づくりを志す。良いシナリオを作るべくシナリオ・センター大阪校に入校。最速の1年半で作家集団クラスに昇格。ショートムービー制作を開始し、2016年、上方わが町ショートシネマフェスティバルに3作品を提出。内2作品が入賞(1位と3位)。
これを機に、自らの脚本で映像作品を製作する脚本家の集団【TEAM 9 NINE】を結成。2017年から活動を開始するや、映画製作のオファーがあり製作の過程で会社を設立。
映画製作を中心に、音楽アーティストのプロデュース、コピーワーク、デザインワーク、コンセプトワークと、良い作品を世に送り出すための活動を展開している。