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音楽著作権の123
くらし 写真 / 動画

皆さんのYouTube、インスタグラムは大丈夫?

音楽著作権の123

デジタル時代を生きるミュージシャン&クリエイターの必須知識、それが著作権です。

【講師】
北前佐枝子
2018年5月16日(水)
19:00~20:30
10名
2,000円
インターネットの出現と共に、SNSやYouTubeを通してコンテンツ(音楽などの著作物)を世界へ発信できる時代が到来しました。
また、2001年の著作権管理事業法の施行により、これまでJASRACが独占していた著作権管理ビジネスにも新たな団体が参入、音楽ビジネスの形態は日々(世界的に)変化しています。
今後は、各アーティストやクリエイター達が、直接開かれたネット市場へ直接コンテンツ(音楽などの著作物)や情報を発信する機会がますます増えてゆくでしょう。

知らない間に著作権侵害していませんか?

しかし、そこで心配なのが、著作権侵害です。実際、SNSで侵害してる方を時々みかけます。その多くは(運よく)そのまま放置されます。
それは何故か?著作権侵害は親告罪の為、権利者に訴えられない限り、罪に問われないからです(しかし、犯罪であることに変わりはありません)。しかし、もしある日突然権利者に訴えられたら……
著作権 等侵害の罰則は10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金(侵害者が法人の場合、更に重い3億円以下の罰金)です。

つまり、著作権についてよく知らないのに、「皆しているから大丈夫」という判断基準で動画投稿するのは非常に危険なのです。
知らない間に著作権侵害の加害者になってしまわない為にも、著作権の基礎を理解しておきましょう。

デジタル時代を味方にする為に
しかし、インターネットを恐れる必要はありません。
近年、ネットを利用した様々な新サービスが出現しています(SNSに加え、国内外のクラウドファンド・サービス、音楽アグリゲーター、ネットラジオなど)。これらの現象が意味するのは、今後、アーティストやクリエイターの選択の幅がますます広がり、レコード契約の形態なども多様化していくということ……つまり、自立&自由な活動を目指すミュージシャンにとっては良い面も多いということです。

著作権の基礎をしっかり理解して、こうした新サービスの可能性を充分に活かし、今後のデジタル時代にコンテンツを安心して世界に届けましょう!

◆セミナーの内容◆
・著作権って何?(誰&何のため?)
・音楽にまつわる3つの権利(著作権、原盤権、録音権)
・JASRAC、音楽出版社、レコード会社の関係
・インターネット=コンテンツのグローバル流通(著作権協会国際連合とは)
・SNS:サービス別の留意点


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