設立趣旨書 | NPO法人マインドフルネスリテラシー協会
NPO法人マインドフルネスリテラシー協会
設立代表者 喜田智也
1 趣旨
¶マインドフルネスは仏教などにおける瞑想実践の心身に対する効果を科学的に実証することによって医学の治療方法として発展し、数多くの治療成果を生み出しています。その効果は日常生活や職業場面においてストレスの軽減、心身の不調の緩和、集中力の向上や感情のコントロールなど幅広く応用できることが実証されており、メディアでも紹介されることが多くなってきましたが、一般市民が正しい知識やスキルを継続的に学ぶ場は乏しく、また誤った内容を流布して利得を得ようとする個人や団体も見受けられます。
¶このような社会情勢に鑑み、本法人は、健康の増進ならびに生活の質的向上のために、宗教的信条に依らない科学的なエビデンスに基づく正しいマインドフルネスを、日常生活や職業場面において活用する知識と実践を不特定多数の人々に普及する目的で設立します。
¶上記の目的を達成するためにマインドフルネスの知識と実践に関する学術的研究、社会教育活動、そしてこれらの活動を推進するプロフェッショナルとボランティアの育成と職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援します。
¶具体的な方法としてセミナー事業、研究事業、資格認定事業、出版事業、コンサルティング事業を推進し、また会員間の親睦を図ることによって活動を支える会員の増大を図ってまいりたいと考えます。
¶当会は2015年に任意団体として活動をはじめてまいりましたが、セミナー、資格認定、出版など団体としての対外的な活動の増大に伴い、また今後の業務契約において組織的な信用能力が必要となったため法人格を取得します。そして、本会は会員の自主的な参加による社会貢献を目的とした非営利の活動であることから、NPO法人格を取得することがもっとも適切と判断しました。
2 設置に至るまでの経過
¶代表の喜田智也は鍋島祥郎の協力を得て2016年12月に大阪市内にてマインドフルネス入門講座を開設。2017年1月より8週間マインドフルネス実践講座、2017年5月よりマインドフルネスメディテーショントレーニングを開設して市民に学習機会を提供してまいりました。
¶2018年6月に任意団体マインドフルネスリテラシー協会発足。その最初の事業としてマインドフルネス資格認定試験(CPM)の実施をはじめました。
¶2019年12月23日、NPO法人マインドフルネスリテラシー協会設立総会開催しました。
¶2020年7月30日にNPO法人として設置認証を大阪市より受けました。