本の部屋Blog

第12回OBPビブリオバトル「コーヒー」の報告/次回は5月31日19時30分です!

[OBPビブリオバトル] 2017年04月28日
今月のテーマは「コーヒー」!闘ったのは7人の侍!チャンプ本は・・
毎月、開催を重ねてきたOBPビブリオバトル。
OBPアカデミア会員のみなさま、そして心優しい常連さんたちのおかげでついに満一年を迎えました(拍手)!

  • テーマはコーヒー

その記念すべき第12回OBPビブリオバトルのテーマは「コーヒー」。
ディフェンディングチャンピオンのIさんはご子息のお誕生日ということで今日はお休み。
にもかかわらず、なんと発表希望者は8名!なくなく私は司会に徹することといたしました。

7人の侍の発表本は以下のとおりです。

1.死ねばいいのに(京極夏彦)
2.スパイス、爆薬、医薬品 世界史を変えた17の化学物質(ジェイ・バーレサン、 ペニー・ルクーター)
3.細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プログラム(エリザベス・ブラックバーン、 エリッサ・エペル)
4.哲学カフェのつくりかた(松川絵里、 樫本直樹)
5.浮遊霊ブラジル(津村記久子)
6.世界史をつくった海賊(竹田いさみ)
7.コーヒーテーブル・ブックス ビジュアル・ブックの楽しみ方23通り(堀部篤史)



コーヒーとなんの関係があるの??という本もありますが、どんな関係か、そこがビブリオバトルのだいご味なんで関心のあるかたはぜひご参加くださいね。

  • チャンプ本は・・

そして栄えあるチャンプ本に選ばれたのは、激しい決選投票の結果、Mさんのご紹介による『スパイス、爆薬、医薬品 世界史を変えた17の化学物質』です。

化学式を交えて世界に大きな影響を与えた「物質」の効用や役割が解説されています。
コーヒーは、モルヒネやニコチンと並ぶ快楽物質「カフェイン」を含むものとして紹介されています。

こうしてコーヒーにまつわる本を眺めていると、コーヒーは近代社会の成立と展開にものすごく影響を与えたものだと実感できます。
OBPアカデミアではコーヒーをサービスの一つの柱として、人が集まる空間づくりをしているのですが、その構図は世界史の中に深く根ざしているのですね。
あらためて勉強になりました。

  • 次回の開催は

次回は5月31日水曜日午後7時30分からです。
テーマは「ヒーロー」。
これまた楽しみなテーマですね!
みなさんのご参加をお待ちしております!