ytv新規事業開発セッション

テレビの未来を創るプロジェクト

主催:読売テレビ × OBPアカデミア

Theme第1回セッションテーマ

生活者との接点拡大

時代の変遷に伴い、情報伝達手段としてのテレビの位置付けも変わってきています。テレビは沢山の方に視聴いただくことで成立してきたメディアですが、ネットやスマホの台頭もあって、テレビの視聴世帯数、視聴者層、視聴時間は大きく変わりました。テレビ局としては、本業の番組コンテンツ製作を核としながらも、生活者との向き合い方について改めて考え、リアルの場やネット空間を問わず、接点拡大に真剣に取り組まなければならないと考えています。

2019.2.27 「テレビの未来を創るプロジェクト」
読売テレビ新規事業共創のための第1回マッチングセッション
異なるバックグラウンドから発想する事業アイディア

本プロジェクトは、読売テレビの新規事業を共に創るパートナーを見つけることを目的とし読売テレビとOBPアカデミアの共同で実施しています。
これからの時代に求められる「テレビ局のあり方」を多様な方達と模索していきます。
2019年2月〜9月の間、説明会とセッションを各3回ずつ実施しディスカッションを行う中で、新しいアイディアや読売テレビがこれまで持っていなかった方たちとの関係を構築し、新しい事業の創造を目指します。

2019年2月27日、事業説明会が行われてから20日後となる今回、いよいよ具体的な事業案をセッションによって導き出す「読売テレビ新規事業共創のためのマッチングセッション〜テレビの未来を創るプロジェクト〜」が行われました。
様々な業種から総勢33名が集まりました。

ファシリテーター 藤原明 氏
ファシリテーター 藤原明 氏

ファシリテーションを務めたのは、りそな総合研究所リーナルビジネス部長の藤原明氏。
天神橋筋商店街定期預金「百天満天百」をきっかけとした繁昌亭チャリティ寄席、オリジナル清酒醸造による商店街活性化、FM802アートプロジェクト、digmeoutとの「RESONART」キャッシュカード、魔法瓶メーカーとの「マイすいとう」「マイボトル」など多数の協働企画を展開。これまでの企業・地域活性化への取り組みは500を超えており、雑誌AERA「日本を突破する100 人」にも選出されています。

読売テレビ 経営企画室 メディア企画部 佐藤智也氏
読売テレビ 経営企画室 メディア企画部 佐藤智也氏

セッションが始まる前に今回の主催者である読売テレビの佐藤氏より、読売テレビの現状や、現在取り組んでいる新規事業の事例紹介をいただきました。

約2時間半のセッションがいよいよスタート
約2時間半のセッションがいよいよスタート

参加者は事前にそれぞれが活用可能なリソースやミッションなどについて洗い出す資料を作成し、セッションへ臨みました。
それを元にグループごとにメンバー個々の課題や強みシェアし、他メンバーが聞き取ることで浮き彫りにしていきます。

1回目は、「名前」「所属する会社名」「役職」「事業概要」の基本的な紹介。続いて、話し手が語る「強み」について他メンバーも挙げる時間。そして最後に話者の「本質的課題」が何かを再度他メンバーが挙げていくというもの。

早くも模造紙が端まで埋まる
早くも模造紙が端まで埋まる

話し手の「強み」は何かをメンバー全員が考える2回目の自己紹介タイム。早くも強みが書かれた付箋は模造紙の端まで埋まります。自分自身ではなかなか気づきにくい自分の強み。メンバーからのアシストによって発見できた方も多かったのではないでしょうか。

一人ひとり課題点が見えてきた
一人ひとり課題点が見えてきた

しっかり相手の話を聴いて、チームメンバー全員でメンバーひとりの「課題点」を挙げていくことで、多角的な視点からの課題認識が可能となります。
そして、この課題点にこそビジネスチャンスのヒントが含まれているのだと、藤原氏は言います。

さて、会は後半戦に突入。
いよいよ課題をヒントにビジネスアイディアをグループごと具体的にしていきます。
個人の観点で進めてきた前半でしたが、ここからは新規事業のテーマ「生活者との接点」を前提としたディスカッションが始まります。

個々の発想が徐々にまとまっていく
個々の発想が徐々にまとまっていく

一見まとまらないかと思われた発想やアイディアもディスカッションが繰り返されるにつれて徐々につながっていきます。散らばった点が線でつながり、形になった時には思わず「嬉しい!」との声も聞こえてきました。

各グループの発表タイム
各グループの発表タイム

最後は本日の集大成、グループごとのアイディア発表です。
参加者それぞれの持つ背景や業界、個人的趣味、などが織り混ざったアイディアは、お互いに「なるほど」と目を見張る出来に。
ライブ感のあるコミュニケーションの場作りや、ブロックチェーンを活用したプラットフォームの発想、コンサルティング、SNSなどネット世界を活かした案、ローカルが活きる仕組みなど、アイディアは多種多様。

奥野氏のグラフィック・レコーディング
奥野氏のグラフィック・レコーディング

第1回説明会でファシリテーターを務められた奥野美里氏によるグラフィック・レコーディングで、各アイディアがより分かりやすくまとめられていきます。

読売テレビ 経営企画室 高津室次長
読売テレビ 経営企画室 高津室次長

今回グループワークにも入っていた、読売テレビ 経営企画室 室次長の高津英泰氏はセッションを終えて、
「私たちが考えていた枠を越えた発想を考えていただけたと感じています。今回の出されたアイディアや、人のつながりは大変貴重なものであると考えています。今後これらをさらに深めて発想していく動きを図っていきたいと考えております」
とお話されました。

ファシリテーションを務めた藤原氏
ファシリテーションを務めた藤原氏

セッションを終えた藤原氏にお話を伺いました。
「全体的に感触は良かったと思います。事前にしっかりと自己分析をしていただいたのは大きかったですね。これがしっかりできるかどうかで、全体の出来が決まると言っても良いくらい重要な点なのです。また、このような機会を複数回重ねることで、更なる発想にたどり着けるのではないかと思います」と会を振り返りました。

最後は読売テレビのキャラクター「シノビー&ニン丸」ポーズで
最後は読売テレビのキャラクター「シノビー&ニン丸」ポーズで

第1回目の説明会およびセッションどちらの会も盛況のうちに終わりました。
この後、読売テレビと共同事業を希望する方とは個別に話し合いの場を作り、事業化の可能性を模索していきます。

次回の説明会とマッチングセッションは、4月と5月に実施予定です。次回テーマに関しては、今回のディスカッションの内容も踏まえ決定する予定です。
次回も様々な化学反応が起こることを楽しみにしております!