アカデミア亭「落語」Communication

アカデミア亭「落語」
コミュニケーション くらし 生き方 / 思考法

上方落語は、300年以上前に大阪・京都・江戸で同時発生的に興った伝統芸能です。その歴史と文化と人と人との繊細・機微なやりとりを知ることは「学び」の上で大きな財産となること間違いなしです!

アカデミア亭「落語」

人の話を聞き、考え、自分の考えをさらけ出し、そしてまた聞く。そのようなことの連続から人間は成長していきます。 考えるためにはまず「聞く(聴く)」ことが最も重要な要素です。 また、上方(古典)落語の「なるほど!」と思わせるストーリーやオチには、対人関係のヒントやアイデアもたくさん隠れています。落語を通して、コミュニケーションのいろはを楽しみましょう!

【講師】
吉川公二/紫亭京太郎/笑谷亭いわし
2023年7月25日(火)
18:30~20:30
30名
500円

上方落語には300年以上の歴史があると言われています。
そのような古典芸能の上方落語の世界には、笑いと涙と友愛と人情と生きざまが軽妙に描かれています。
代表的な登場人物である喜六(ボケ)、清八(ツッコミ)、甚兵衛(物知りのご隠居)は、この世もなかなか「捨てたものではない」ことを教えてくれます。

わからなければ教えてもらう、それを面白く伝える、新しい笑いが生じることなどは落語の中で多数登場します。

「電気」と「お金」がないと楽しめない現代からは、そうしたものがなくても豊かに笑い、泣き、助け合う姿を学ぶことができます。

また上方落語は、物事を進めていくために仲間を集め、対話し、共に考えることの原点を教えてくれます。
『アカデミア亭「落語」』では、上方落語を身近に聴くことによって、傾聴すること、対話すること、

江戸~明治期にかけての日本人が持っていた矜持(プライド)と豊かな生活を送る術を学べます。

この機会にぜひ、笑いながら楽しく学んでいきましょう!

【スケジュール】

・15:00~15:05 ご挨拶       (上方落語普及協会)
・15:05~15:20 上方落語の本質について(紫亭京太郎)
・15:20~15:50 落語  (笑谷亭いわし)
・15:50~16:00 休憩
・16:00~16:30 落語  (紫亭京太郎)
・16:30~17:00 感想を述べあう時間(出演者と参加者のセッション)

 
●上方落語の本質では、こんなお話をします!

落語の“生い立ち”

◆誕生 

     江戸時代前期(1600年代後半)
     上方落語:大坂・米沢彦八、京・露の五郎兵衛
     江戸落語:鹿野武左衛門

◆発展
     上方落語:辻話(大道芸)として発展→見台、はめもの
     江戸落語:お座敷芸として発展→「素話」

◆背景
      上方落語:町人文化 … 商家が舞台の噺
      江戸落語:武家文化 … 侍を題材とした噺

落語と「コミュニケーション」

◆構成要素としての「会話」
 主な登場人物:喜六、清八、甚兵衛
◆登場人物間の「コミュニケーション」
◆演者と観客の「コミュニケーション」

落語と「ダイバーシティ」

◆落語界の人間模様
◆江戸の「与太郎」と上方の「喜六」
◆落語とは人間の業の肯定である by 立川談志


【こんな方におすすめ】
・落語好き
・落語をまだ聞いたことがないかた
・コミュニケーションが苦手なかた
・伝統芸能に興味のあるかた
・上方の言葉や文化が気になるかた
――――――――――――――――――――――――
◆ご案内
SNSなどでイベント報告をするためのお写真を撮らせていただく場合がございます。
差し障りがある方はスタッフにお知らせくださいませ。

 

RECOMMENDOBPアカデミアを120%活用しよう!